生命保険見直しの考え方
日本人は保険に入りすぎていると言われています。つまり、必要以上に高い保障額を契約している、ということなんです。ですから、無駄な保障を削り、適正な保障額だけを確保しましょう、というのが最近の流れとなっています。
ただ、誤解を恐れずに言えば、私は必ずしも無駄な保障は削るほうが良いとばかりは言えない、と考えています。
なぜなら、現在は「無駄」でも将来は「必要」になる可能性がある場合、保障の減額は相当なリスクを伴うからです。
どんなリスクか?
病気になるリスクです。生命保険は病気になると加入の際に条件が付いたり、ケースによっては加入できないこともあるのです。これは保障額増額の場合も同じです。
人は年齢を重ねるほどに病気になるリスクは高まります。その点を考慮せずに、軽々に保障額を減らせば、後で後悔することもあり得ます。
例えば、現在はサラリーマンでも将来独立を考えていて、厚生年金から国民年金に変わる可能性がある場合、必要保障額が増える可能性が大いにあります。
そうは言っても保障額が大きくなれば保険料も高くなります。そこで、注目されるのが掛け捨ての保険。具体的には短期更新型の定期保険がコストパフォーマンスの上で優れています。
一時期、散々に叩かれた定期付き終身保険の「定期」の部分です。極端に大きい保障額はそれこそ無駄ですが、少し余裕を持たせた保障額を確保しておきたいものです。短期更新型(5年程度)の定期保険(掛け捨て)ならそれが可能です。
できれば5年ごとの更新時期に合わせて保障額を見直し、確保しておきたい保障額で更新しましょう。FPに相談するのも一つの方法です。
要はライフプランをよく吟味した上で、保障額を見積もる必要があるということです。