予定利率と生命保険の見直しとの関係
このサイトでも何度も出てくる予定利率という単語。
これは生命保険会社が契約者から預かった保険料を運用する際に、あらかじめ契約者に約束しておく利率のことなんです。
例えば予定利率が5%の時に加入した保険(以下「5%保険」といいます)と3%の時に加入した保険(以下「3%保険」といいます)はどう違うのか?
まず、保険料(いわゆる掛け金)が違います。5%保険の方が3%保険より保険料が割安になります。これは運用利回りを高く見積もっているので、契約者から徴収する保険料が少なくなっても収支バランスがとれるからです。
一方、契約者貸付といって、貯蓄型の保険の場合は貯まっている解約返戻金の90%以内の範囲内で、低利のお金を借りる事ができる制度があります。この場合の金利が違ってきます。当然5%保険の方が3%保険より高い金利で借りることになります。
まとめると、年齢等の条件が同一として、予定利率が高い方が、
1.保険料は安い。・・・加入者に有利
2.契約者貸付を利用する際は金利が高い。・・・加入者に不利
となります。
一般的に、契約者貸付は保険の主要な目的とは考えられませんから、保険料が安い方が私達加入者にとっては有利であると言えます。
見直しを検討する際に予定利率が高い保険契約をできるだけ残した方がいい、と言われるのはこうした背景があるからです。割安な保険契約をわざわざ割高な保険契約に乗り換えることはない、という理屈です。よく考えたいところですが、私達としては見直しの際に、予定利率の情報を保険会社側に求めていくことが重要なんですね。