医療保険と医療特約
入院した時に、一日いくら、という具合に支払われる保険が医療保険といわれる保険です。もちろん、手術をした場合にも支払われます。これらの支払われるお金については保険金とは言わずに「入院給付金」とか「手術給付金」と呼ばれています。
それでは医療特約というものについてはどうでしょうか。
入院給付金や手術給付金が支払われるという意味ではそれほど大きな差はありません。何が違うのかといえば、医療保険は単体の保険商品であり、医療特約は別に主契約(終身保険など)があって、それに付随する特約である、ということです。
もっと平たく言えば、医療特約は主契約のオマケ的な契約ということなんです。
それがどうした?
と思われるかもしれませんが、実は大きな違いがあります。
医療特約はオマケですから、医療保険に比べて割安です。そういう意味では契約者にメリットがあります。
ところが、オマケであることのデメリットもあります。それは主契約を解約したり、見直しをしたりするとその影響をモロに受けてしまうことになります。特に主契約を解約すると、一緒になくなってしまいます。特約だけ残すことはできません。
ですから、少しだけ割高にはなりますが、できれば医療保障は医療保険で契約しておく方が、後々のことを考えれば安心であろうかと思います。
同様の理由で、ご主人の医療保険に奥さんの医療保障を「家族特則」で付ける、というのもある意味リスクがあります。ご主人の医療保障にオマケで奥さんの保障をつけていることになるからです。
家族特則はお子さんの分だけにしておいて、奥さんの分は別に医療保険に加入しておく方がリスク管理の上では安全です。ご主人に万一の事があっても、奥さんの医療保障が残るようにしておくことが大切です。
以前は外資系やカタカナ生保しか単体の医療保険は販売していませんでしたが、現在では国内生保も販売しているようです。それぞれ特徴がありますので、比較検討してニーズにあうものを選ぶようにして下さい。